私は、中学生1年の途中から不登校になり、今はニュージーランドの高校に留学している高校生です。

不登校のときは、真剣に自殺を考えるほど、とても落ち込んでいました。しかし、家族の助けをはじめ、いろいろな方々との出会いがあり、今は自分で学校を創ろうと夢を持つほどまでに元気になりました。

これまで、不登校や留学のことについての講演会を何回かしてきましたが、今回が私の高校生最後の講演会となります。

今回の講演会では、私が不登校だった頃の心情や出来事、どうやって元気になっていったのかなどをお話したいと思ってます。

また、私の母にも登場してもらい、親の目線からの話も聴いていただくことができます。

不登校になってから気づくこと、学ぶことはたくさんあって、決して不登校はマイナスなことばかりではありません。不登校は人生を見つめ直すいい機会かもしれない。自分がしたいことをみつけるチャンスかもしれない。

それと同時に今、不登校をしている子が抱えている苦しさやどうしようもない気持ちを分かってくれる人、理解してくれる人、何よりも不登校経験者がいる。

“一人じゃないんだよ”ということを伝えたいのです。

不登校で悩んでいる人にとって、理解し合える人がいるということを知ることは、とても大きなことだと思います。そして、不登校の子や親だけでなく、その周りの大人や友達の役目も非常に大きいのです。

「私には関係のないこと」と思うのではなく、一人ひとりの考え方、言動が、勇気だったり、元気になる種を与えられたりすることもあるのです。

この講演会を応援したい、多くの人に広めたい、不登校で悩んでいる人たちの力になりたいと思ってくださった方たちは、ぜひこの講演会にお越しください。