『子どものいのちと心を守る市民ネットワーク』主催のイベント『佐世保事件からの教訓を学んで ~子どものサインにこたえる大人の役割とは~』が開催されます。

広木克行さん(神戸大学名誉教授)をお招きしての講演会です。

佐世保市高校一同級生事件から3年が経ちました。最近も、子どもの事件や自殺が後をたちません。

まだまだ、子どもを取り巻く環境は改善されていないのではないでしょうか。

私たち市民ネットワークは専門家の助言を得ながら、地道に長崎県、佐世保市の教育行政との話し合いを持ちました。また児童相談所との連携も深めてきました。地域で子育て家庭を支援している各機関とともに事例を通して課題を探る取り組みも実施しました。

その中で、あの事件は特殊な家庭でおきたこと、として括ることの危うさを感じています。

子どもたちのいのちを、また健やかに育つ安全安心な環境を整えるのは大人の役割です。

このような取り組みの中で、私たちにできることを明らかにし、もう二度と子どもが犠牲になるようなことがないよう、事件に向き合って行きたいと思います。