子どもの権利条約ながさきネット『学校事故・事件、そして「指導死」 指導のあり方と事後対応を考える』のご案内
子どもの権利条約ながさきネットでは、第3回子どもの権利フォーラム『学校事故・事件、そして「指導死」 指導のあり方と事後対応を考える』と題して、ご自身も15年前に息子さん(当時14歳)を「指導死」で亡くされた安藤和美さん(学校事故・事件を語る会九州呼びかけ人/「指導死」親の会共同代表/子どもの権利オンブズパーソンながさき世話人)に参加していただきお話を伺います。
「教職員の指導が原因」と認められた、鹿児島県奄美市の中1男子自殺事件(2015)、昨年11月仙台市泉区でおきた母親と小2女子の無理心中事件では、「同級生によるいじめと学校側の対応が原因」と、父親が加害生徒と学校に謝罪を訴えています。
私たちが受けた相談でも、教師の指導により傷つき、保護者はそれに対する謝罪と対応を求めて学校や関係機関に幾度となく足を運んだものの思うような対応は受けられず、その中で同じように「死を考えた」というケースもありました。
そもそも生徒指導とはどうあるべきなのでしょうか。先の奄美市中1男子自殺事件の第三者委員会報告では、「生徒の立場に立たない生徒指導が行われた場合、激しい暴力や暴言を伴わなくとも、死に追い詰めることを知らなければならない」と警鐘をならしています。
「指導が生徒を追い詰めることはどこででも起こりうる」という認識に立って、学校での指導のあり方、そして、その後の対応について考え合いたいと思います。
また『子どもの権利オンブズパーソンながさき』の事業報告も行います。
どうぞご参加ください。
イベント情報
イベントタイトル | 学校事故・事件、そして「指導死」 指導のあり方と事後対応を考える |
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日時 | 2月24日(日) 14:00~16:00 |
場所 | 長崎市民会館B1F 第3・4会議室 |
問い合わせ先 | 子どもの権利条約ながさきネット(NPO法人長崎県子ども劇場連絡会内) |
事前申し込み | 不要 |
参加費 | 無料 |