子どもの権利条約ながさきネット『山下英三郎氏講演会 こじれた関係をどう修復するか ~”修復的対話”というアプローチ~』
みんな性格が違うし、考え方も違うから、他者と衝突することがある。そんな時あなたはどうしますか?
無視する? たかかう? がまんする?
衝突が起こった時、当事者同士を引き離し、責任追及と謝罪や罰則によって行動の改善を図るのがこれまでの対応でした。それに対し、当事者同士による対話によって責任の取り方を模索し、関係を築くことに焦点を当てるのが「修復的対話のアプローチ」です。
日々の関わりの中で大人や子ども関係なく対話できる関係を築くことができれば、仮に衝突が起こったとしても、関係修復は難しくありません。
子どもの権利条約ながさきネットでは、日本で初のスクールソーシャルワーカーとしての実践活動を行った山下英三郎さん(日本社会事業大学名誉教授)をお招きし、修復的対話について学びたいと思います。
ぜひ多くの方に修復的対話に触れて頂き、対話による関係修復について考える機会になればと思います。
修復的対話って、なに?
修復的対話において、もっとも基本的かつ重要なことは人間尊重です。お互いを尊重する姿勢が平和的な対話のベースになります。
修復的対話とは、個人あるいは集団が…
- 受けた傷を癒し、事態を望ましい状態に戻すために
- 問題に関係がある人たちが参加し
- 損害やニーズ、及び責任と義務を全員で明らかにし
- 今後の展望を模索する過程
…です。対話はあくまでも自主的な参加によります。
対話には4つのルールがあります。
- お互いを尊重する
- 相手の話に耳を傾ける
- 相手を非難しない
- 話したくないときは話さなくてもいい
修復的対話と一般的な話し合いと異なる点は、参加者全員の対等性と発言機会の保証です。
イベント情報
イベントタイトル | 山下英三郎氏講演会 こじれた関係をどう修復するか ~”修復的対話”というアプローチ~ |
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日時 | 8月25日(日) 14:00~16:00 |
場所 | 長崎県庁1F大会議室C |
問い合わせ先 | 子どもの権利条約ながさきネット(NPO法人長崎県子ども劇場連絡会内) |
事前申し込み | 不要 |
参加費 | 500円 |
備考 | 同日にあるイベントのため駐車場不足が予想されます。公共交通機関でお越しください。 |