『若者当事者全国集会 ひきこもってた当事者、経験者、豊中で集まろう!』のご案内

みなさんは若者当事者全国集会をご存知でしょうか?

大阪府豊中市にて行われる、不登校・ひきこもりの「当事者のため」に開催される全国的なイベントです。

「当事者」とは、現代社会で生活上の課題や問題に直面している本人を意味します。例えば「ひきこもり」や「不登校」などの当事者や経験者、あるいは今の社会が生きづらいと感じている幅広い方々を含みます。年齢は関係ありません。

 

若者当事者全国集会の開催にあたっての3つの理念を軸に運営しています。

「当事者・経験者同士の対話」

当事者・経験者同士が生の声を響き合わせ、対話し、交流する場を作ることを第一義的な意図としています。

また当事者自身が声をあげることで、ひきこもり支援の中心を担ってきた多くの方々に対しても、多様な生の当事者の声を味わって頂ける、また共に響き合える場を提供したいと思っています。

「様々な当事者関連団体の紹介」

どれだけ優れた支援であろうとも、個人にとって合う、合わないは、当然に出てくるものです。自分にとって「合わない支援」に出くわしたからといって、絶望することはない。単なるメッセージとしてだけでなく、この場での経験を通じて当事者自身に届けることを意図しています。

「社会に合わせる生き方を越えて」

バラエティーに富んだ登壇者のみなさんによって「多様な価値・生き方」を具体的な形を提示し、「社会から外れた個人をまた社会に適合させる」のではない多様な支援、新しい生き方を知ってもらうことを意図しています。

 

若者当事者全国集会は2日間の日程で以下の内容となっております。

第一部 活動紹介(2月25日 13:00~19:00)

全国各地で活動をしている15の団体・個人が、持ち時間18分で自分たちの活動を紹介します。とりわけ、ひきこもりや不登校、生きづらさに関する当事者経験に基づく活動をされている方が中心の構成となっています。​

ちなみに長崎からは『不登校・ひきこもり情報誌「今日も私は生きてます。」編集部』代表の古豊慶彦さんが登壇します。

第二部 懇親会(2月25日 20:00~22:00)

​飲食物は全て参加者各自が持ち込みの懇親会です。

第三部 夜通し交流会(2月25日 22:00~2月26日 8:00)

第四部へと繋ぐ、夜の架け橋。

​※未成年の方は保護者の同意書が必要です。

第四部 シンポジウム「​つながりとしあわせ」(2月26日 10:00~12:00)

主催4団体の若者当事者らによる、第一部活動紹介を受けてのシンポジウムです。

異なる文化や多様な生き方・価値観に触れて、私たちはこれからどう生きていくのか。日々のつらさを抱えて、いかにして未来へ向かっていくのか。

会場と共に考えることのできる時間になれば幸いです。

参加申込のしくみ

この集会は事前の参加申し込み制です。空きがあった場合には当日参加も可能です。

申し込みはホームページ(下記参照)よりの申し込みとなっております。

2日間の四部制で、各部により定員が異なりますので、ご参加される部にだけ申し込みが必要です。ご注意ください。

 

若者当事者全国集会に集まって、昨日より今日がほんの少しだけ楽になれたなら、心から幸いだと思っています。

当事者の活動に関心のある方。そして当事者・経験者の方。思い切っての参加、お待ちしております。

『若者当事者全国集会』についてはこちら

 

イベント情報

イベントタイトル 若者当事者全国集会 ひきこもってた当事者、経験者、豊中で集まろう!
日時 2月25日(土) 13:00~19:00(第一部)/2月26日(日) 10:00~12:00(第四部)/※詳細は本文参照
場所 千里文化センター「コラボ」(大阪府豊中市)
問い合わせ先

若者当事者全国集会
ホームページ:www.wakamono.info

事前申し込み 必要
参加費 無料(任意募金制)