子どもの権利条約ながさきネット『いじめ自殺はなぜ防げなかったのか -長崎の事例を考える-』のご案内
子どもの権利条約ながさきネット主催による講演会『いじめ自殺はなぜ防げなかったのか -長崎の事例を考える-』が開催されます。
全国で、そしてこの長崎でも、子どもの自殺があとを絶ちません。
2014年、長崎で起こったいじめ自殺の事例(下記補足)は、私たち大人に「なぜ防げなかったのか」を強く問いかけています。
悲劇が繰り返されないために、私たちにできることは何か、社会はどう変わるべきなのか、子どもをとりまく問題に寄り添ってこられた広木克行氏(神戸大学名誉教授)のお話をお聞きしたいと思います。
2014年に長崎でおきた事例について
2014年1月、町立奈良尾中学校3年生の松竹景虎くん(当時15歳)が自殺した問題。
新上五島町が設置した第三者委員会の報告書では、いじめが主因と認定し、いじめを見逃し、景虎くんの死後も事実究明を尽くさなかった学校や教育委員会を厳しく批難した。
当初、町側は「第三者委員会の見解を最大限尊重する」としたが、その後「報告の内容全てを認めることはできない」と表明したため、遺族側(景虎くんのご両親)が提訴している。
『子どもの権利条約ながさきネット』について
子どものいのちと権利を守り、子どもの最善の利益を保障するために、国際条約である『子どもの権利条約』をいかし、権利の主体者である子ども自身の手に届けたい。
そのような想いをもって2015年5月に発足したものです。現在、長崎の民間11団体と個人の皆さまによって構成されています。
日本で『子どもの権利条約』が批准されて22年目を迎えましたが、その存在自体知らない人が多いのではないでしょうか。子どもたちにおいてはなおさらです。
そんな状況の中で、子どものいのちや権利が侵害されているケースは少なくありません。つながり、ともに学び合うことで、子どもたちの力になりたいと思っています。
イベント情報
イベントタイトル | いじめ自殺はなぜ防げなかったのか -長崎の事例を考える- |
---|---|
日時 | 7月22日(土) 14:00~16:00 |
場所 | 長崎大学医学部 良順会館2Fホール |
問い合わせ先 | 子どもの権利条約ながさきネット(NPO法人長崎県子ども劇場連絡会内) |
事前申し込み | 不要 |
参加費 | 当日1200円(事前申込1000円)/18歳以下500円 |
備考 | 託児(1人500円)を行っております。7月15日までにお申込みください。先着10名程度を予定しております。 |