寄稿 『もぐり 第2回 不登校・ひきこもり相談会』
アニです。
『不登校・ひきこもり支援「もぐり」』では、今年から不定期で『不登校・ひきこもり講座&相談会』を実施しています。
『もぐり』の古豊慶彦さんを講演者として、参加者を10名以下の少数に限ったマンツーマンに近い形の相談会です。
先月の1月31日に第2回目の『不登校・ひきこもり講座&相談会』が行われました。第1回目に続き、その感想を『不登校ひきこもり情報たーみなるinながさき』へ寄稿してくれました。
第1回『不登校・ひきこもり講座&相談会』の感想と古豊慶彦さんについてはこちら
寄稿『もぐり 第2回 不登校・ひきこもり相談会』
参加者1組(2名)ということで、ゆっくりじっくり個別相談の時間になりました。
ひきこもっている子どもに対すると、見えている部分とそうでない部分が当然あります。
例えば、家に一人でいる時に何をしているのか、部屋にこもって何をしているのかなどは見えない部分です。そして何を考えているのかということも。
言葉にしてくれれば理解や共感に繋がるかもしれないのに、それがないと戸惑ってしまうことは多いです。そういう時にどう接することができるのか?
それは、想像することだと僕は考えています。
そしてその想像は、なるべく自分自身の思考とはかけ離れている方がいいです。難しいですよね。
「私にはできるのに何でできないのか」と思うと、否定的に捉えてしまいます。そこにはできる私自身としての経験しかなく、できない人がいるかもしれないという想像はありません。
同じ事柄でもできるできないや傷つく傷つかないは人によってかわります。そのことをちゃんと想像することが大切です。
“なぜ”や“いつまで”という不安や疑問は多くあることでしょう。
自身の経験や世間一般を越えて想像しながら接していくことで、もしかしたら見えてくるものもあるのかもしれません。
いかがだったでしょうか?
大体的な講演会も捨てがたいですが、こういった小規模の会の方が話しやすいことも多いのではと思います。
特に不登校ひきこもりはデリケートで、自分の気持ちを人前で話すのは当事者にとっても、親にとっても勇気のいることです。
理解のある相手がいて、尚且つ人が少ない空間はけっこう限られています。
そういう空間での相談を求めている方には良いイベントだと思います。
第3回も予定されているので、1人で悩んでいる方はぜひご参加ください。また、そういう人が周囲にいるのなら、教えてあげるのも良いアイデアだと思います。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント