寄稿『もぐり 第1回 不登校・ひきこもり相談会』(修正版)

アニです。誤字脱字があったので修正したものです。もうご覧になられた方はスルーでお願いします。


今回は不登校・ひきこもり支援に関わる方からの寄稿です。

アニも活動している団体『不登校・ひきこもり情報誌「今日も私は生きてます。」編集部』の代表である古豊慶彦さん。

古豊さん個人で行っている支援活動『不登校・ひきこもり支援「もぐり」』では、今年から不定期で『不登校・ひきこもり講座&相談会』を実施しています。参加者を10名以下の少数に限ったマンツーマンに近い形の相談会です。

今回は先日行われた第1回の感想を『不登校ひきこもり情報たーみなるinながさき』へ寄稿してくれました。

寄稿『もぐり 第1回 不登校・ひきこもり相談会』

寄稿:古豊慶彦さん(不登校・ひきこもり支援『もぐり』)

参加者1名ということで、ゆっくりじっくり個別相談の時間になりました。

不登校やひきこもりの状態になった時、「なぜ自分がこんな風にならなければいけないのか」という思いをもつ場合があります。

不登校やひきこもりにおいては“これが原因です”という断言ができず、また仮に“これが原因だろう”と思われたものを周りの人間が取り除いたところで、当事者が必ずしも楽になるとは言えないからです。

つまり当事者が、“今自分が抱えている苦しみや不安は、人から抱えさせられたものだ”と思ってしまうことはおかしいことではなく、むしろ僕にとっては正論のように思います。

しかしそこで難しいのが、じゃあ人のせい、社会のせいにしたところで当事者本人がスッキリして生きていけるのかということです。当事者を支える時に難しいひとつの面だと思います。

周りからみて“解決した”もしくは“解決に近く、これ以上はどうしようもない”ということがあったとして、それでも当事者の中では解決できず引きずられていることは多いです。その引きずっていることと向き合う事は当事者本人にしかできず、周りにできる事は見守ることなのだろうと思います。

今回話を聞きながら、こんなことを考えました。


いかがだったでしょうか?

『もぐり 不登校・ひきこもり相談会』は第2回が予定されており、今後も適時実施予定であるとのことです。

当事者視点の話が聞きたい。保健所など支援機関へ行くことに抵抗感がある。他の親にはなるべく悩みを打ち明けたくない。人は少ない方がいい。

支援を頼る最初のステップとしてオススメの相談会です。

興味のある方は今後の相談会などに参加されてみてはどうでしょうか?

『第2回 もぐり 不登校・ひきこもり講座&相談会』についてはこちら


アニから寄稿者、古豊慶彦さんについての補足です。

古豊慶彦さんは『不登校・ひきこもり情報誌「今日も私は生きてます。」編集部』、この『不登校・ひきこもり支援「もぐり」』に加えて、『親の会たんぽぽ(フリースペースながさき)』にもスタッフとして参加しています。

長崎市を中心に当事者・経験者の立場から幅広い活動されており、当事者・経験者からの情報発信や自助活動という点では、長崎におけるパイオニア的な存在です。

アニとは当事者仲間ですので、“さん”付けは何やらムズムズする感じです(笑)


『不登校・ひきこもり支援 「もぐり」』についてはこちら

『不登校・ひきこもり情報誌「今日も私は生きてます。」編集部』についてはこちら

『親の会たんぽぽ』についてはこちら


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