寄稿 『もぐり 第4回 不登校・ひきこもり相談会』

アニです。

『不登校・ひきこもり支援「もぐり」』では、今年から不定期で『不登校・ひきこもり講座&相談会』を実施しています。

『もぐり』の古豊慶彦さんを講演者として、参加者を10名以下の少数に限ったマンツーマンに近い形の相談会です。

先月の2月28日に第4回目の『不登校・ひきこもり講座&相談会』が行われました。第1回目から引き続き感想を『不登校ひきこもり情報たーみなるinながさき』へ寄稿してくれています。

前回の『不登校・ひきこもり講座&相談会』の感想についてはこちら

 

寄稿『もぐり 第4回 不登校・ひきこもり相談会』

1組だけの相談ということで、ゆっくり話す機会となりました。

子どもが不登校やひきこもりになった時。多くの親が不安や悩みを持ちます。時には今まで普通に送っていた生活が送れなくなるくらいに。

わが子が不登校やひきこもりであることによって生まれてくる悩みや不安。その悩みや不安は一体誰の悩みや不安でしょうか。難しいですか?

はっきり言って、子どもが持つ悩みや不安に対して親は共感することができません。

子ども自身は私自身の悩みとして当事者ですが、親の悩みや不安はあくまでも子どもがそうなって出てきたものですので、二次的な当事者と言えるからです。

しかし親も当然つらく苦しい。その思いは誰にでも吐き出せる思いではないと思います。信頼できる相手、専門家、カウンセラー。候補はあります。そこで満足できればそれに越したことはありません。

いかに親自身が何とか子どもと向き合っていける状態をつくっていくかというのが大事です。

満足できない場合は親の会に来てみてください。親の会は共感の場です。そこには、二次的な当事者である親たちが集います。そして、私自身の悩みや不安として思いを語り合っています。相談とはまた違った雰囲気があると思います。

もしかしたら二次的な当事者としての悩みや不安だったものが、当事者としての悩みや不安として昇華されていくかもしれません。

 

いかがだったでしょうか?

アニと古豊慶彦さんは不登校・ひきこもり情報誌『今日も私は生きてます。』で一緒に活動しています。不登校・ひきこもり、当事者のことなど、色々と話す機会が多いです。

もちろん意見の相違もありますが、今回の感想にあった「子どもが持つ悩みや不安に対して親は共感することができない」に関しては全く同意見です。

理由は色々とありますが、アニ的に一番の理由は「当事者は当事者」でしかなく「親は親」の立場からしか物事を見ることができないからです。もっと言うなら「支援者は支援者」の立場からしか見れません。

他人の気持ちは想像できても、共感するのは同じ体験をしなければ難しいです。立場が違えば、同じ事柄でも得られる体験は違ってきます。

でも「分からない」ことは辛いことです。そこに親の会の必要性があると思います。

同じ体験をした人たちの場所で「分からない」を共感すること。当事者のことを「分からない」事実は変えられなくても、「分からない」という事実を受け入れることができる。

そうやって心の整理をつけて、古豊さんの言うところの「親自身が何とか子どもと向き合っていける状態」になるのではないか。

アニはそう考えています。

みなさんはどう思いますか?

 

『第5回 もぐり 不登校・ひきこもり講座&相談会』についてはこちら

『不登校・ひきこもり支援 「もぐり」』についてはこちら


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