不登校・ひきこもりの家族会「なの花」講演会『史朗に生かされて』

不登校・ひきこもりの家族会「なの花」は、2018年4月に運営部員4名で結成しました。毎月1回の家族会開催と県内各地で開催される講演会や研修会等への参加が主な活動です。家族会は、ひきこもりを支える家族の悩みや思いを聞くだけではなく、当事者の思いを知る・親のあり方・子育てに大切なこと・行政の支援などについても学習しています。

昨年秋ごろから「なの花の活動を広く知ってもらうために、1周年を記念した大きめのイベントを開催してはどうか」ということが、運営部会の中で協議されてきました。

イベント初心者の私たちには趣向をこらしたイベントは無理なので、講演会を開こうと講師を探していたところ、長野県で活動されている三浦みをさん・史朗さん親子を知りました。

ひきこもりになる要因は様々ですが、病気や障害がきっかけになることも少なくありません。ひきこもりの当事者だけでなく、家族が病気や障害の特性をもっているなど、生きづらさや困難を抱えていることもあります。 ひきこもりを知り、理解するためには、障害について知ることも必要になってきます。

また、ひきこもり者を支える家族は孤独です。家族であっても、ひきこもることは恥ずかしい、怠けていると感じ、当事者を理解し支援する立場に立てないことも多 く、今の社会の風潮もひきこもりを公言するには、たいへんな勇気を必要とします。

どこに相談したらよいのか、どう対処したらよいのかわからず、必死に踏ん張っている家族もたくさんいます。立場は違っても、困難を抱えながら前向きに生きている人を知ること、話を聞くことは大きな勇気となります。

三浦史朗さんは、小学生のときにブランコの事故で重傷を負いました。歩けるようになるまでに1年以上かかり、今でも車いすが必要ですが、前向きに人生を楽しんでいます。母親のみをさんも、様々な困難とたたかいな がらも笑顔を忘れず、史朗さんとともに前を向いて進んでいます。親子で国内・国外を問わず旅行に出かけるなど、たいへんパワフルな親子です。

みをさん・史朗さん親子の姿とお話から、人生を前向きに楽しめる力が湧いてくるような、楽しい講演会にしたいと思っています。

三浦史朗さん個展も同時開催します。興味のある方はぜひご参加ください。


『不登校・ひきこもりの家族会 なの花』についてはこちら

イベント情報

イベントタイトル 不登校・ひきこもりの家族会「なの花」講演会『史朗に生かされて』
日時 8月21日(水) 14:00~15:30
場所 プラットおおむら4F 大会議室
問い合わせ先

不登校・ひきこもりの家族会なの花
電話番号 080-6447-9536 (宮田)

事前申し込み 不要
参加費 無料
備考 駐車場が限られています。なるべく公共交通機関をご利用ください。