大村市にて『不登校・ひきこもりの家族会 なの花』立ち上げのお知らせ
アニです。
大村市にて『不登校・ひきこもりの家族会 なの花』が新しく立ち上がりました。今回は『なの花』のご紹介と、同団体が発刊している通信の一部をご紹介します。
不登校・ひきこもりの家族会 なの花
なの花は、不登校や学校への行きしぶり、ひきこもりを支えている家族のための会です。
みんなで集まり、話し合い、学び合い、支え合うことを目的としています。
家族会のルール
- 時間内なら、いつ来ても帰ってもかまいません
- 話したくないことは、話さなくてかまいません
- 会で聞いたことを他の場所で漏らしません
- 他人を批判するような発言はしません
- アドバイスは、自分の経験によるものとします
『なの花通信』よりご紹介
大村市内のひきこもりを支えている家族がつながり、不登校・ひきこもりの家族会なの花を立ち上げました。
家族が不登校やひきこもりになり、どうしたらいいのかわからない、どこに相談したらよいのかわからない…そういう悩みや不安を抱えている方の力になりたいと思っています。
私たちの家族も引きこもっています。今までたくさん悩み、がんばってきました。今もがんばっ ています。お互いの経験や知識を生かし、苦労を分かち合うことでお互いに力を得ています。何より「苦しみ悩んでいるのは、私だけじゃなかったんだ」ということを知り、孤独から抜け出すことができました。今、悩んでいる方とつながり少しでも力になれれば…そういう思いで活動しています。
家族会は、相談機関ではありません。当事者家族の集まりです。環境も経験年数も様々です。経験に基づくアドバイスはありますが、何かを決定したり押し付けたりする場ではありません。普段の活動は、ただ集まっておしゃべりすることです。話したくないことは、話さなくて大丈夫です。みんなの話を聞くだけでも、参考になることはたくさんあります。会を重ねていく中で、当事者の集まりや講演会、学習会にも取り組みたいと考えています。
新しく家族会が立ち上がることは本当に難しいことです。
自分自身が不登校・ひきこもり当事者の家族であると自覚し、他の人にカミングアウトし、仲間を集める。文字にするのは簡単ですが、その行程は苦難そのものです。
そういった苦しさを乗り越え、家族会を立ち上げる。本当に尊敬します。
大村で1人悩んでいる親御さんがおられましたら、ぜひご参加ください。
アニとしては『なの花』の皆さんを今後も応援していきたいと思っています。
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