ガイドブック『不登校から社会的自立へ』のご紹介

アニです。

長崎では去年あたりから、不登校やひきこもりに関するガイドがちょっとしたトレンド(?)になっていて、先日も『社会資源ガイドブック つながらんば』をご紹介したと思います。

ちなみにですが、この『不登校ひきこもり情報たーみなるinながさき』もちょっとしたガイド機能を備えていますので、よかったら覗いてみてください。

『社会資源ガイドブック つながらんば』についてはこちら

『不登校ひきこもり情報たーみなるinながさき よくある質問』についてはこちら

 

さて今回ご紹介するのは『NPO法人フリースクール クレイン・ハーバー』が作成した『不登校から社会的自立へ』というガイドブックです。

不登校について、なってしまった時の対応、当事者・家族など色んな立場からの不登校体験談、学校以外の学びの場、相談機関の探し方など、多岐に渡る内容をなるべく詳しく解説しているガイドブックです。少しですが、内容をご紹介したいと思います。

不登校の前兆

前兆、子どもからのサインについて例題を挙げて解説しています。

「学校の話をしたがらなくなる。学校の話をすると不機嫌になる。」

「朝、登校前に体調不良。午後から回復したようになる。」

「仲良しだった子と交流が無くなる。」

例題の一部ですが、当事者・経験者の方や家族の方は何となく当てはまることがあるのではないでしょうか?

ちなみにアニの場合、不登校はじまった頃は毎日早朝からトイレで籠城戦でした。本当にお腹痛いのもあったのですが、体調不良という名目で学校を休みたかったのが一番ですね。

親の不安への対応

「休むことを認めたら、ずっと休んでしまわないか心配。」

「“明日は学校に行く”“学校には行きたい”と言うが行かない。」

「子どもの不登校を受け入れようとしても、不安は消えない。」

不登校に直面してしまった親御さんの脳裏をよぎる考えだと思います。これらに対しても詳しく対処法を提示しています。

不登校体験談

当事者・家族・支援者の立場から体験談が寄せられています。

体験談を寄せた方々は苦難を乗り越えた方々(経験者)なので、アニ的感覚からすると、ややポジティブな内容となっていると思います。

それでも、辛い日々のことを振り返っている部分などは苦しさが伝わってきます。

これは本文を読まないと分からないかなと思います。

学校以外の学びの場・学び方

主に教育支援センター(適応指導教室)、フリースクール、フリースペース、通信制学校、ホームエデュケーション(自宅学習など)について解説を行っています。

紹介した内容はごく一部です。その他にも様々な解説があります。詳しくはガイドブックをご覧ください。

『不登校から社会的自立へ』の入手方法

『NPO法人フリースクール クレイン・ハーバー』にお問い合わせください。2017年5月現在、無料配布を行っているガイドブックですが、郵送を希望される場合は送料が必要です。

問い合せ先

TEL 095-844-8899

FAX 095-844-8799

メールアドレス craneharbor@har.bbiq.jp

〒852-8156 長崎県長崎市赤迫1丁目4番16号コーポヒロイン6F

ホームページアドレス http://www1.bbiq.jp/craneharbor

 

 

アニから見て、『不登校から社会的自立へ』は不登校に直面したてのご家族に適したガイドブックだと思います。

ただ、やや難があるとすれば若干文字多めです。それだけ詳しく解説しているということでもあります。

ご興味のある方はぜひお取り寄せください。

余談ですが『不登校から社会的自立へ』の表紙・裏表紙を書いているナンブさんは、この『不登校ひきこもり情報たーみなるinながさき』のマスコットキャラクターもデザインしてくれています。相変わらず綺麗で可愛いイラストです。

『NPO法人フリースクール クレイン・ハーバー』についてはこちら


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